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第29回
 不整地運搬車技能講習と特別教育の資格ー不整地運搬車の安全作業

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不整地運搬車技能講習と特別教育の資格ー不整地運搬車の安全作業

「そのミニ運搬車で、ちょっとこの荷物を現場まで運んでくれ」監督さん! 今、頼んだ人は運転する資格を持っていますか?今回は不整地運搬車を運転する際に必要となる資格の話です。 2011年CATくらぶNo.74掲載記事

不整地運搬車

東京の高尾山が富士山とともにミシュラン観光ガイドで3つ星に輝いたこともあり、老若男女を問わず山歩きが大人気! 登山客が行き交う山小屋にせっせと荷物を運びあげる6輪などの小さなダンプトラックも不整地運搬車の一種です。運転操作は簡単で速度も出ませんが、 標高の低い山でも天候などによって遭難するケースがあるように、不整地運搬車も一歩間違えると思わぬ重大災害を引き起こす危険性が潜んでいます。

小型不整地運搬車

一般的に、不整地運搬車は土木工事現場などで荷物を運搬するのに使われています。6輪もしくは8輪のゴムタイヤを装着した小型のホイール式と、ゴムクローラを履いた小型から大型のクローラ式の2種類があり、いずれも車両の平均接地圧が低いため、軟弱地や傾斜地でも荷役作業ができる、荷物を運搬するための特殊自動車です。

クローラ式とホイール式不整地運搬車

労働安全衛生法では、「不整地運搬車の運転は技能講習修了者または特別教育修了者でなければ業務に就かせてはならない」と定めています。しかし、走行速度も低いことから安易な気持ちで運転して、横転事故を起こし死亡災害に結びついた例や、路肩が崩れガケから転落するなどの災害も発生しています。

不整地運搬車の運転資格は、その最大積載量によって技能講習と特別教育に分かれます。運転席の近くに貼り付けられている仕様銘板を見て、その車の最大積載量を確認してください。最大積載量が1トン以上であれば、技能講習を受けなければなりません。 

ここで注意していただきたいことは、積む荷物の重量ではないということです。最大積載量が2トンの不整地運搬車であれば、運搬する荷物が総重量800kgでも技能講習修了者でなければ運転できません。

不整地運搬車技能講習と特別教育の資格ー不整地運搬車の安全作業

不整地運搬車は、軟弱地や傾斜地で荷物を運搬する機械です。現場の土場が軟らかいため、急旋回やスピードの出し過ぎにより、横転し運転者が下敷きになり圧死した例や、路肩が崩れガケから転落するなどの災害も発生しています。

ついうっかり平坦地と同じ運転をしがちですが、軟弱地や傾斜地で安全に運転するためには、スピードを上げずゆっくりと旋回することが必要となります。不整地運搬車には、一歩間違えば重大災害を起こす危険が潜んでいることを、つねに頭の片隅に入れて運転してください。

土木、建築業はもちろん、林業でも活躍する不整地運搬車。現場で重大災害を引き起こさないためにも正しい資格を持った方が運転し、「今日も一日ご安全に!!」。

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不整地運搬車技能講習と特別教育の資格

*林業の集材に使うフォワーダの運転には別に「走行集材機械の運転の特別教育」の受講が必要です。

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■ 不整地運搬車の運転時の注意

不整地運搬車の安全作業

不整地運搬車は比較的速度が遅いため、安全な乗物だと思われがちですが、最も注意しなければならないのは、傾斜地での運転です。

荷を積んだ時の坂道走行では、荷台が坂の上側になるようにします。つまり、運転席が荷台の前方にある車両では、登りはバックで、下りは前進で走行します。

また、荷台をダンプする時は、積み荷の移動と共に重心位置が移動しますので、傾斜地でのダンプ作業は転倒する危険が更に高くなります。

不整地運搬車の安全作業

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